地元東湊小学校の生徒さんの校外体験授業。

米の基となる種籾を数日間水槽に漬け、1~2mmの芽を出したのち、一箱一箱土の布団に蒔かれて芽だし機の中で蒸され、3日間4~5mmに伸びた苗箱はビ ニールハウスに綺麗に並べられられます。
ここから出荷するまでの間はひとつも気を抜くことなく管理されていきます。

太陽の光を一杯浴びてと思いきや、温度が上がりすぎると換気をしてあげたり、伸びるにつれ水加減を調整したりと、言葉を話せない赤ちゃんを育てるのと同じくらい、とても気を使う作業のひとつです。
そして、10数センチになるといよいよ出荷です。
こういった種籾からお米になるまでの愛情といったら相当なものです。

町内にある東湊小学校の5年生を対象に、毎年田植えから稲刈りまでを私の圃場
の一部を使って校外体験授業を行っています。
その圃場のこっそり水管理(溝きり)の作業中です。
児童達には作業内容を説明するのですが、個性ある児童達は我が道進め!と言わんばかりに作業が始まり、最後の後始末はたいがいふぁーむのスタッフでするのがオチですね。
しかし、苗はすくすく伸び、穂が実り稲刈りをしてそのお米が口に入ると喜びもひとしおではないでしょうか。

農場(東湊ファーム)